地震から1週間

青海省玉樹=チベット・カム地方のユルシュル(yul shul)/ジェクンド(sKye dgu mdo)で巨大な地震が起きて(2010年4月14日)、1週間が経った。死者は2000人を越えてしまった。時間とともに増加していく死者数を前にすると、なんともやりきれない気持ちになる。

インターネットで聞くことのできる現地青海省のチベット語ラジオ放送は、地震の当日から、通常の番組を変更し、地震に関する情報を流し続けている。今日は、「哀悼の日」とかで、各地から記者が携帯電話を通じてその様子を伝えていた。観音菩薩への祈り「オムマニペメフム」の六字真言が節をつけて詠われている、そのうら悲しい声が現地から届いて来る。

先月訪問したレプコン(青海省同仁)にあるポン教寺院ワンギャ寺では、2万元近くの義援金を集め、食料となるコリ(パンのこと)とツァムパ(炒めた麦を粉にしたもの。チベット人の主食)とともに、被災地に届けるという。寺院内では若い僧侶たちが、死者の菩提を弔っているという(レプコンのポン教徒のサイトによる)。こうしたチベット人の学校、寺院、組織単位での援助の動きが地震直後から始まり、広がっている。そうした行動がうまく現地で機能することが必要だし、そうなるようにと祈るばかりだ。

(三宅 伸一郎)

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