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2013年度 卒業生・在学生交流会

11月4日(月・祝)にビッグバレーカフェにて国際文化学科の卒業生・在学生交流会が開催されました。当日は8名の卒業生に会場へ駆けつけていただき、大学院生を含む在学生43名、教員12名、総数63名が参加する大交流会となりました。司会の鈴木が挨拶した後、乾杯が行われ会が始まりました。そして国家公務員、ビル管理会社、病院、旅行会社、他大学の大学院進学など、現在多種多様な職場で活躍されている先輩方から熱のこもったお話をいただき、在学生たちは自身の将来へ向けて大きな夢と希望をもったことでしょう。また国際文化学科3回生で学園祭実行委員長の江湖氏が駆けつけ、1週間後に控えた学園祭のイベントが紹介されました。

会の中盤では、1993年に学科が開設された時に教員として携わっておられたローズ副学長が挨拶に訪れ、当時の様子について語りました。また学科創立20周年を振り返る映像も披露されました。そして学科主任の番場先生が現在の学科について熱弁を振るわれ、今後の発展を誓いました。

学科創立当時を語るローズ副学長

学科創立当時を語るローズ副学長

今回の交流会は終始なごやかな雰囲気の中で行われました。卒業生と在学生の交流をはじめ、普段なかなかゆっくり話すことができない先生と学生の交流、また在学生同士の先輩・後輩のつながりができ、国際文化学科の可能性が広がったひと時でした。

交流する参加者

平成25年11月5日 鈴木寿志

アルプス山脈を訪れて

三畳紀末のサンゴ礁石灰岩からなるGosaukamm

なぜそこに高い山があるのか?地質学者たちは常にその理由を探ってきた。いわゆる「造山論」である。19世紀には、かつて海であった場所がそのまま隆起して山になった、と考えられていた。しかし今日では、その場に堆積したものがそのまま隆起して高い山になったという考えは成り立たないことが明らかにされている。岩盤が水平に何kmも移動して形成されたデッケやナップと呼ばれる地質体や、さまざまな場所から二次的に移動してきた岩体(大きなものは数平方キロに達する)が混ざり合うメランジュやオリストストロームと呼ばれる地質体が、高い山の発達する造山帯に普通にみられるのである。今年の9月にオーストリーのアルプス山脈を訪れた。山々が迫ってくるかのような雄大な景色を目の前にしながら、その美しさに息をのむとともに、なぜこのような山ができたのかという問いは、特に地質学者に限らず、ごく普通の人が抱く素朴な疑問のように感じた。(平成24年11月26日 鈴木寿志