カテゴリー別アーカイブ: ドイツ

おいしかった〜異文化カフェ

12月9日(水)に国際文化学科主催の「おいし〜異文化カフェ」を開催しました。今回はその模様をレポートします!

このイベントは国際文化学科の助教が担当する、アメリカ、ドイツ、チベットの雰囲気をみなさんに味わってもらうことが目的でした。

イベントのトップバッターはアメリカ担当の種子田香先生でした。

DSC04124

服装はアメリカを意識して、ウインドブレーカーにジーンズ。アメリカ留学時代の種子田先生の貴重な写真も見れました!アメリカンコーヒーにブラウニーを頬張り、ほんわりした雰囲気になっていると・・・なんと、なんと!!

DSC04150

ハウザー先生がギターを手に登場!英語の曲を弾き語りしてくださいました!前に座っていた学生さんたちも「S席や!」と大喜びでした(笑)普段授業が厳しいハウザー先生を恐いと感じていたらしいですが、先生の演奏を聞いて印象が変わったと話していました。いや〜、かっこよかったです。

二番バッターはドイツ担当の藤原美沙先生でした。こちらはドイツの服に身を包んだ哲学科助教の佐々木さんと登場でした。

DSC04152

「あれアメリカの服じゃないの?」という声も聞こえていましたが、あれはドイツの伝統衣装レーダーホーゼンです。今回のイベントのために、鈴木先生が特別に貸し出してくださいました。ちなみに、藤原先生が手にしているのは女性用民族衣装のディアンドルです。

DSC04163

ドイツはクリスマスの定番シュトレンとウインナーコーヒーでした。ウインナーコーヒーは普通のコーヒーの上にホイップクリームを乗せたコーヒーです。みんな、もっと甘い味を想像していたのか、「苦い、苦い」と言いながら飲んでました。砂糖は別に好みで入れましょうね。

DSC04168

藤原先生のドイツ留学時代の写真を見て、ドイツっておしゃれで可愛い国だな〜と思いました。

さて、イベント最後は私、チベット担当の渡邊温子でした。

DSC04182

チベットの服装も地域によっていろいろ違いがあるのですが、今回は以前留学していた東北チベットの服を着てみました。お菓子は正月に食べられるチベットのカプセでした。こちらは特別に食堂のコックさんに頼み込んで作ってもらいました。チベット人の留学生も何人か参加していましたが、「おいしい!」と喜んで食べていました。飲み物はチベットのミルクティーだったのですが、「うまくもまずくもない・・・」という意見が多かったです(笑)途中会場から「ツァンパはないんですか?」という声があがり、三宅先生が持ってきてくれました!これがツァンパです↓

DSC04188

麦こがしをお茶とまぜて食べる!きなこのように香ばしくて、バターと砂糖を混ぜると焼く前のクッキーみたいでなかなかおいしいです。

今回予想を超える多くの学生さんにきてもらい、大盛況でした!お菓子も40人分ずつ用意していたのですが、全てなくなりました。アメリカ、ドイツ、チベットという異なる地域の雰囲気を満喫していただけたのではないでしょうか?来てくださったみなさん、本当にありがとうございました!

DSC04199

(12月10日:渡邊温子)

広告

おいし〜異文化カフェ

国際文化学科主催のイベントのお知らせです!

異文化カフェポスター のコピー

来る12月9日(水)16:00からビックバレーカフェにて「おいし〜異文化カフェ」を開催します!

これは国際文化学科の助教3人が担当するアメリカ、ドイツ、チベットの文化を学生のみなさんに味わってもらおうというイベントです!それぞれの地域で食されている飲み物とスイーツを準備して、みなさんをお待ちしていま〜す。

国際文化学科以外の学生さんも参加可能ですので、みなさん誘いあってお立ち寄りくださいね!

(渡邊温子:11月25日)

欠如が欠けている(?)-She She pop『シュプラーデン(引き出し)』、Baobab『家庭的1.2.3』を観て-

10月19日はとても充実した一日であった。入試業務の後、急いで京都芸術センターに行き、「シュプラーデン(引き出し)」という題の舞台作品を観た。これはドイツのパフォーマンス集団「She She pop」と呼ばれる女性だけのメンバーによって演じられた作品である。

東西ドイツに分かれていた頃に、壁の両側で生まれた6人の彼女たちが、題の示す通り移動式の「引き出し」に詰め込まれた書籍やレコ-ドや手紙などを元に、それらを読み上げたり、曲を聴かせたりすることを交えながら、メンバー同士も会話をする。

舞台に設置されたスクリーンには彼女たちの言葉を補う映像が流れる。ベルリンの壁崩壊とそれに続く分断されていた両ドイツの統一はあれほど世界を揺るがす大きな出来事であったのに、われわれ日本人にとってはあたかもドイツがずっと一つであったかのように思えてしまうほど現在ではその記憶は薄れてきている。

しかしこの劇で交わされる言葉はひたすら、イデオロギーによって分断された両ドイツ国民のお互いへの誤解を、「東ドイツの女はロシア語でしゃべっていると思われていた」などという笑いを込めながら告発し、それが今も残っていることを知らせる。

アフタートークの時に来ていた知り合いのKさんが、ヨーロッパの女性の腰の高さに驚いたということと、自伝的な語りがそのままポリティックな(「政治的」と訳してしまうとその意味の広がりと深さは伝わらない)語らいへと変化してしまう点に特徴があると二人で語ったが、不満が残る点でも同意した。

それはあまりにも台詞で全てを語り尽くしてしまっている点であった。そう、隙間がないのだ。

アフタートークを最後まで聞くことなく、続いて元・立誠小学校へと移動し、Baobabの「家庭的 1.2.3」というダンスを観る。この集団は、メンバーは多少異なっているが昨年も観ていた。

しかし今年は本当に驚かされた。本当によく体が動くのだ。若者によくあるようなヒップホップの踊りだけではなく、体の動きのバリエーションが豊富なのだ。明らかにクラシックバレーをやっていたとしか思えないような肢体の伸びがあったかと思うと、椅子を使った個人の動きの見事な構築もあるし、郡舞があったかと思うと、それぞれが揃わない独立した踊りをして、それで全体の空間を構築するなど、見事としかいいようのない動きであった。

皆本当によく鍛えられ動きが正確なのだが、その中の一人の女性がすぐに目にとまった。彼女の肢体を鞭のようにしなわせる動きに、彼女の金色がかった茶髪と、ボタンをはめないではだけた白いシャツが彼女の手脚の動きにほんのわずかに遅れて連動するせいだ。

公演後出口で観客を送り出している彼女を見かけたときつい、名前を尋ねてしまった。彼女は岡本裕子さんと名乗った。他のメンバーと同様彼女のより一層の振り付けに期待したい。

しかし、彼らのダンスは動きという点では本当にのけぞるほど見事なのだが、感じる物足りなさはどこから来ているのだろうと考えて分かったのは、丁度この前に見たShe She popのパフォーマンスがメッセージを直接表現した言葉で埋め尽くされていたように、Baobabのダンスは巧みな動きで埋め尽くされていたからだと分かった。

年を取り肉体が衰えるとそれに応じて身体の動きに制限が加わり、それが集中された表現となる。しかし若いがゆえに制限のなさが、表現に力を与えないのではないだろうか? そんな風に考えた。

うまく言語化できないもどかしさを感じていたら、たまたま読んでいた本にこんな言葉があった。

「省略し、余白をつくること、その余白に物語らせること、(中略)表現し尽くさず、何も描かれていない余白を作者と鑑賞者が想像力の限りを尽くして完成させる、それが日本の美の精神であり、能がマイナスの芸術と言われる由縁です」(観世清和談、内田樹、観世清和『能はこんなに面白い!』小学館、より)

しかし、能に限らず、ドイツの演劇であろうと、コンテンポラリーダンスであろうと観客を感動させるメカニスムとしては、共通のものがあり、それはここで述べられていることに尽きると思う。自分流に言い換えればこの日観た二つの作品はそれぞれまったく素晴らしかったのだが、「欠如が欠けていた」とでも言えるような点に僅かながら不満が残ったのだと思う。(2013年10月24日。番場 寛)

茶縁結良友とKaffeepause

順序が逆になってしまいましたが、

Global Squareカフェ企画「世界の街かど」

第1弾は10月22日(火)16:00~17:30に

中国語「茶縁結良友(チャユェンジェリャンヨウ)」

第2弾は10月24日(木)16:00~17:30に

ドイツ語 「Kaffeepause (カフェーパウゼ)」

となっています!!

詳細に関しましては

行事予定

をご覧ください。

学生の皆さんの参加を心待ちにしています!!

ぜひお出でください!!!!!!

(助教:足立和彦)

ミニ・シンポジウム「世界の食文化と宗教」

ミニ・シンポジウム 「世界の食文化と宗教」 チラシ

ミニ・シンポジウム「世界の食文化と宗教」チラシ

さる7月18日(木)、14:40~16:10に開催した
国際文化学科主催ミニ・シンポジウム
「世界の食文化と宗教」
の様子をご報告します。

会場は1号館の1213教室。
およそ30人の学生さんが出席し、
博士課程(仏教文化)在籍の川端絢さん、
喜多恵美子先生(韓国・朝鮮)、
廣川智貴先生(ドイツ)に
それぞれの国の食文化と宗教の関わりについてお話しいただきました。

 

 

 

発表者:川端絢 「仏教と郷土料理」

発表者:川端絢
「仏教と郷土料理」

川端絢さんには日本における仏教と食について。
もとは神事の際に作られていた精進料理が、
郷土料理として各地で今も暮らしに根付いていることをお話しのうえ、
とくに滋賀県守山市、真宗大谷派金森御坊で行われる「苦菜会」の様子を
詳しく説明されました。
たいへんな手間をかけて準備される苦菜とかぶら汁、
ぜひ一度いただいてみたいと思います。

発表者:喜田恵美子 「儒教と食文化」

発表者:喜多恵美子
「儒教と食文化」

喜多恵美子先生には、
韓国で行われる先祖崇拝の儀式
「茶礼床(チャレサン)」についてお話しいただきました。
仏教とは違い、儒教では肉や魚もお供えされること、
陰陽五行にもとづくためにお供えの方角と食べ物の色が大事なこと、
また、日本の食事作法にも影響がみられることなど、
興味深い話が盛りだくさんでした。

発表者:廣川智貴 「キリスト教とビール」

発表者:廣川智貴
「キリスト教とビール」

廣川智貴先生には、ドイツにおいて、
修道院とビール作りが深い関係にあることを
お話しいただきました。とくに南の方で盛んだとか。
ドイツ・ビールが飲めるお勧めのお店も
教えていただきました(笑)。

試食のがんもどきと韓国のジョッ

試食のがんもどきと韓国のジョッ

そして一同お待ちかねの試食の時間になりました。
学食の典座さんに特別に作っていただいたのは
雁の味に似せて作られたという精進料理の一品「がんもどき」と
韓国・朝鮮料理のカラフルな焼き物「ジョッ」。
それを本場ドイツのノンアルコール・ビール(笑)
Bitburger ビットブルガーと一緒にいただきました!

金先生と一緒に

金先生と一緒に

世界の食文化について学べた上にお腹も満たされ、
学生さんもみんなご満足の様子でした。
「世界の食文化」に関わるイベント、今後も随時企画される予定とか!?
(企画は主に藤田義孝先生がご担当なさっています)
国際文化学科主催のイベントに、
乞うご期待です!!

(2013年7月31日:助教足立和彦)