渡邊温子 助教

 

Atsuko WATANABE, Assistant Professor


専門分野


チベット学


略歴IMG_4904 (1)

京都府出身。2007年同志社大学文学部文化学科哲学及倫理学専攻卒業。2012年-2014年中国青海省青海民族大学留学。2015年大谷大学大学院文学研究科博士後期課程終了。同年4月大谷大学任期制助教就任。


担当科目DSC03595

• 専門の技法<国際文化学>

• 学びの発見
• チベット語a(チベット語文法入門)


自己紹介

DSC0347211世紀に活躍したチベットの仏教聖者ミラレーパについて文 献を通して研究すると同時にチベットの各地で現在でも行われている行事について研究しています。チベットの文化はもちろん、その根底にある仏教思想、仏教教義についても興味を持っています。ミラレーパはチベット人ですが、チベットの仏教行者だけではなく、その源流にあたるインドやネパールの行者たちについてもこれから研究を進めていきたいです。またインドに亡命しているチベット人コミュニティーを多文化国家インドの一部という観点から研究してみたいと考えています。


国際文化学科の学生にすすめたい本

個人的にはミステリーや恋愛小説が好きでよく読みます。学生時代にいろんなジャンルの本を読み漁ってみて欲しいです。
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J. クリシュナムルティ著、藤仲孝司訳『子供たちとの対話ー考えてごらん』平川出版社、1992年。
クリシュナムルティは南インド生まれの宗教的哲学者であり教育者です。本書の訳者あとがきに、
「クリシュナムルティの『教え』とは何か。『教え』とは、誰か知っている人が誰か知らない人に教える、知識の権威を意味しているが、他に呼びようもないしかしクリシュナムルティの『教え』は、知識の権威ではない。それは私たちが生について抱いてきた疑問そのものが、真に人間のものとして花開いてゆく契機である」(p.329)
と述べています。この本が、これから大学で学んでいくみなさんにそもそも「教え」とは何か、「学ぶ」とは何かを考えるきっかけになればと思います。


国際文化学科の学生に一言

学生時代に何でもいいので、とにかく体当たりで物事に取り組んで欲しいと思います。これまれ自分が作ってきた既成の価値観を打ち壊すような、新しい世界に飛び込んでみてください!そこから必ず何かが見えてくるはずです。


研究業績

出版

2015
『チベットのロックスター:仏教聖者ミラレーパ 魂の声』、風響社。

研究論文

2010
「逆縁としての母:ミラレーパを育むニャンツァ•カルゲン」『印度學佛教學研究』、第58巻2号、1023-1026頁。

2011
「チベット仏教における師弟関係 : マルパとミラレーパの関係から」『大谷大学大学院研究紀要』、第28号、67-103頁。

「『ミラレーパの十万歌』「ガンポパの章」和訳」『大谷大学真宗総合研究所研究紀要』、28号、73-126頁。

2012
「ミラレーパの教示法:レーチュンパとの歌の応酬を中心に」『日本チベット学会会報』、第58号、29-42頁。

「レーチュンパからミラレーパに伝わる 「無身ダーキニー」の教えについて」『印度學佛教學研究』、第60巻2号、1067-1071頁。

2013
「カギュー派の源流:マルパからミラレーパへ」『印度學佛教學研究』、第61巻1号、446-449頁。

2014
「Ngan rdzong snyan brgyudについて : ミラレーパからゲンゾンに伝えられた口伝」『印度學佛教學研究』、第62巻2号、1007-1010頁。

2015
「師資相承から見るチベットの聖者ミラレーパの仏教者としての生き方」大谷大学大学院文学研究科、(博士論文)。

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